「風の中のマリア」 百田尚樹

風の中のマリア (講談社文庫)

風の中のマリア (講談社文庫)


オオスズメバチのワーカー、マリアの話。


オオスズメバチをはじめとする社会的昆虫の生態と
ワーカーの太く短い一生を描いた作品。


読んだからといって、ハチに親近感は湧かないけれど…
短い命を懸命に生きるということの意味を考えさせられる。
ワーカー、女王バチ、オスバチそれぞれの宿命が深い。


学術的なスズメバチの生態も分かって一石二鳥の本。