「永遠の0」 百田尚樹

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)


戦争を扱った作品はあまり読まないです。
でも、夏は暑さとともに戦争を振り返る季節だと思う。
夏にちょうど読み切れたのは良かった。


主人公の祖父である宮部の人となりはもちろんのこと、
先の大戦の細かな描写がされている。
冒頭から宮部が特攻で死んだと書かれているのに、
もしかしたら生きているのではないかと
最後の最後まで、信じて読み進めました。


戦争体験者が減り続ける、避けられないこれからに
きっと残っていくであろう…残しておきたい本です。