「思いわずらうことなく愉しく生きよ」 江國香織

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)


火曜ドラマ「カレ、夫、男友達」の原作本。
ドラマから入ったので、若干の設定違いになじめず。
(育子がドラマ版でもう少し若かったのと、両親の事情とか)


麻子、治子、育子の3姉妹のそれぞれの愛の形。
麻子は夫からのDVを受けながらも、その状況に共依存している。
治子は非常に有能だけど、恋人との結婚に意義を見いだせずにいる。
育子は三姉妹の中でも一番浮世離れしてるように見えて…?


三姉妹のいずれにも共感することができず。
こういう生き方もあるのかな〜くらいにしか思えなかった。
ラストもなんかしっくりこなかったけど、
江國さんの本が久々だったので、そう感じただけかも。


ドラマ版、ラスト見てないのでこれから見なくちゃ。