2011年 マイベスト&ワースト
2011年3月末から、読んだ本の総数64冊(記事数は61でした)
近年でも一番本を読んだかな〜と思える1年でした。
ようやく、ブログと言う形でまとめることもできたので
年の瀬だし、2011年ベスト&ワーストという形で振り返り。
【小説部門BEST3】
今年、「有川作品」デビューを果たしたのでやはりこのシリーズから。
図書館戦争シリーズ全体で1位にしたかったけれど、
キャラクターで一番好きだった柴崎がメインのこちらで。
ストーリーでは、「図書館革命」が一番好きなんですけどね(ん?)
2位:「マイ・ブルー・ヘブン」(東京バンドワゴンシリーズ)
こちらも、今年初めて読んだ作家さん。
このシリーズ始まりにあたる「マイ・ブルー・ヘブン」をチョイス。
戦後間もないという社会状況と、前3作の語り手サチさんの若かりし頃。
前3作の根底に流れるものが確かにここにありました。
心温まる作品で、今年こそ世の中でたくさん読まれてほしかった1冊。
3位:「武士道セブンティーン」
誉田哲也氏の作品は、姫川玲子シリーズで入ったので
同じ人がこんなに爽やかな青春小説が書けるのかと感動した1冊。
「剛」の香織と「柔」の早苗の化学反応が面白くて、
どんどん新しい発見があって、読んでいてワクワクしました。
こういう青春て、絶対色あせないよなーとちょっと羨ましい。
【新書部門BEST3】
1位:知らないと恥をかく世界の大問題①②
大人として、世界で何が起きているのか正しく知らなくては。
そんな思いで読み始めた池上「お父さん」の著書。
非常に分かりやすく世界の何が問題なのかを解説してくれる。
現在の教養として、押さえておくといいのかなと思う。
2位:武士道
「日本人なら読んだことがあると言いたい1冊だよね」
そんなことを言った人がいて、それには激しく同意。
自分の立場と、日本人を意識した自分の経歴を思いなおして読んだ。
日本人とは一体何なのか、ということがとてもよくわかった1冊。
3位:生物と無生物のあいだ
自分とまったく関係のないジャンルから1冊。
そう思って、これを選んだのはやっぱり面白いと聞いたから。
夏には、本書の中に出てくるロックフェラーにも行けたし。
知識が浅い分、鵜呑みにせざる部分は多かったけどね。
でも、何も知らないより1つでも知っていた方がいいもんね。
【小説部門WORST3】
3位:謎解きはディナーのあとで
2位:思いわずらうことなく愉しく生きよ
1位:放蕩記
【新書部門WORST】
新書は読んだ冊数が少ないので、ワーストなし。
来年は、年間冊数100冊を目指します。
ただ、書籍費が尋常じゃなくかさんでいるのでどうなるかな…(涙)
100冊を目指すためにも、図書館・古本屋の利用法を考えなくちゃな。
ということで、2011年はこれにておしまい。
年越し本は森博嗣です、これも初チャレンジの1冊。