「六番目の小夜子」 恩田陸

六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)



恩田陸さんも読むの初めて〜。
友人は昔から好きだと話しているのは聞いたけどね〜。
某古本屋にて100円で並んでいたので、挑戦。


とある高校では、十数年間にわたり奇妙なゲームが続いていた。
3年に1度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれる。
そして、その6番目が選ばれる年に、津村小夜子が転校してくる。
彼女はいったい何者なのか?伝統のゲームには関係があるのか?


奇妙なゲームの全貌が、徐々に明らかになっていくのだけど
学園祭の朗読劇のところは、字面でも相当怖かったから
これが現実になったら超絶怖い、ぜったいちびっちゃうと思う。


学園祭のシーン以降はちょっと尻すぼみな印象。
謎は解けるけど、うーん…もっと怖くできたような?
でも、学校という環境の特殊性を上手く利用したお話。
学校に携わるのもとしては、なかなか面白かったかな。


今度は、よく読んでる友人にオススメ聞いてみよう。