「インビジブルレイン」 誉田哲也
- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/07/12
- メディア: 文庫
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続けちゃったー、誉田哲也氏。
新刊で並んでおりました、手にとっちゃいました。
姫川シリーズ最新刊!待っておりました。
映画版の原作ですから、予習!予習!
姫川玲子が新たに捜査本部に加わったのは…
ひとりのチンピラの惨殺事件。
被害者が指定暴力団の下部組織構成員。
組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ない。
そんななか、玲子たちは、上層部から奇妙な指示を受ける。
暴力団の世界は相変わらずよく分からんけど、少しは分かった気分。
そして、今回のキーパーソンである暴力団幹部がシビレル!
これは…姫川でなくても惚れるだろうよ、よだれでちゃいそう(笑)
これを映画で大沢たかおさんがやると来れば、脳内で妄想全開。
それにしても、1作目からするとずいぶん雰囲気が変わったなぁ。
ひとつは、今回は玲子にスポットが当たり過ぎてて姫川班の影が薄いこと。
菊田もたもっつあんもコーヘーもノリもいて(あと井岡も)
それでストロベリーナイトって感じなのになぁぁぁぁ。
30回くらい「菊田、お前がしゃんとせんから…姫が…」とつぶやきました。
姫川がひとつ成長するために、必要な過程なのかもしれません…。
姫川より上の世代の様子が垣間見れたのは興味深かったです。
だけど、日下やガンテツのキャラクターが生かされてない!
姫川の「忍ぶ恋」に力を入れ過ぎた結果なのかしらん?
倍以上に膨らませることができただろうなぁぁぁぁちょっと残念。
これからも続くことを期待して(作風が元に戻ることを期待して)いる。
ドラマをじっくりと見た後なので、脳内では役者さんが動く動く。
映画公開前に、スピンオフも文庫化しないかな。
そして、ジャンジャン新作書いてほしいなー。