映画「のぼうの城」

『のぼうの城』オフィシャルブック

画像はオフィシャルファンブックより。

っていうことで、「のぼうの城」映画版見てきました。
原作を読んだのは去年（勧められたのは５年前ｗ）
読まずにいてごめんなさい、面白かったーの原作だったので
どう映像化したのかなと非常に楽しみでした。
しかも、のぼう様を演じるのが野村萬斎さんとくれば期待値ＵＰ！

映画は、２時間で本当に終わるの？ということがままあります。
（しかも、それでちゃんと終わっていないケースもあるし）
話がどこに着地するのか分かって見ているので気が楽でした。

以下、ネタばれ含みます。あしからず。

のぼう様はさすがでした。
狂言という喜劇を演じられている野村さんならでは。
どこか飄々としているのぼう様そのものでした。
しかも、ビシっとやる時はやるので、その様子にドキドキ。

正木丹波演じる佐藤浩一さんはさすがですね。
いると画面が引き締まる人だなぁ〜って感じです。
柴崎和泉を演じたぐっさん、イメージ通り。
酒巻靱負を演じた成宮くん、ちょっと軽い？？
でも、原作も確かに戦を知らない若造って感じだったか。

甲斐姫は榮倉さんが演じない方が良かったです。
軽い感じになってしまっています、時代劇にはまだ早いのか。
農家の女を演じた尾上真千子さんのほうが面白かったかな。
芦田愛菜ちゃんを久々にかわいいと思いました。
最近、お姉さんになってきて顔つきが変わったような気がして。
これ、１年以上前の撮影だからですかね。

秀吉方の３武将演じた３人も良かったです。
上地くんが演じた石田三成。
前半はこいつも軽いのか？と思っていたら
後半になって急に役を手にしていったような。
役者さんとしてもっといろいろやったらいいのに（余計なお世話）

戦・水攻めのシーンはすごかったです。
あぁこれは公開が延期されるだけあるなと思います。
（人が巻き込まれるシーンはカットしたそうです）
でも、所々のＣＧがあまりにＣＧと分かり過ぎてちょっと残念。

あ、でも総じて楽しめました。
娯楽映画として割り切って見るのが良いです。